2026年4月9日木曜日

機関誌「四国三郎吉野川」vol.44を発行しました。


是非お手にとってご覧ください。 機関誌のページでもご覧いただけます。

この⼈と吉野川Vol.9
阿南⼯業⾼等専⾨学校 教授 森⼭ 卓郎 (もりやま たくろう)さん

vol.9
橋を通じて地域の⽂化と技術を次世代に伝えたい——
橋をこよなく愛し、布橋活動をする“徳島の宣橋師”
阿南⼯業⾼等専⾨学校 教授
森⼭ 卓郎さん

 「TBK48総選挙」——昨夏、地元新聞やテレビなどで話題になっていましたね。皆さん、「推 し」に投票しましたか? 「TBK」は徳島ブリッジかるたの略。この仕掛け⼈が、「徳島の宣橋 師」こと、阿南⼯業⾼等専⾨学校創造技術⼯学科教授の森⼭卓郎さんです。
森⼭さんは千葉県出⾝。幼い頃は鉄道が⼤好きで、⾞掌になるのが夢でした。鉄道の写真を撮る うちに、いつしか興味は鉄橋へと。そして、⼤学⽣の時に、その後の⼈⽣を決定づける出会いがあ りました。「完成したばかりの瀬⼾⼤橋を⾒に⾏ったんです。岡⼭県の鷲⽻⼭から⾒た橋の構造美 に⼼を奪われました」。
⼤学院で橋の耐震化などを研究し、平成12年(2000)に阿南⾼専に赴任。設計の基礎となる構造 ⼒学や橋の耐震化対策などを学⽣に指導しています。
「徳島県は⾯積のわりに川が多く、そこに吉野川橋からかずら橋まで、⼤きさ、素材、構造などバ ラエティに富んだ橋が架かっている。とても魅⼒的」と語る森⼭さん。⼦ども達にその魅⼒をPR し、もっと橋に興味を持ってもらおうと令和3年(2021)、⼩中学⽣向けに「徳島の橋かるた」を 制作しました。県内48橋の写真を印刷した絵札と、紹介⽂を記した読み札が48組のセットになって います。「全県版」「吉野川版」などこれまでに4シリーズを制作し、累計約2700セットを無料配 布。クリアファイルやカレンダーも制作しました。反響は⼤きく、いずれもあっという間に品切れ になったとか。
「TBK48総選挙」は、これまでの活動の⼀区切りとして企画。かるたに登場した160橋から県⺠の もっとも好きな橋を決める総選挙です。インターネットなどで投票を⾏い、10⽉に結果が発表され ました。総得票数426票、うち33票を獲得し1位に輝いたのは、森⼭さんの「推し」の吉野川橋。 納得の結果ですね。
「かるたや総選挙で橋に興味を持ったら、実際に⾒に⾏って橋の魅⼒を感じてほしい」と森⼭さ ん。まだまだ布橋活動は続きます。
 
「徳島の橋かるた48 橋」。
吉野川版と、全県版3種の全部で4 種類あります


「橋のかるた」を使った出前授業。
「眉⼭との組み合わせは〜 これぞ徳島と⾔うべき⾵景の〜」
「ハイ!」そう、吉野川橋です


橋のかるたのファンから、胸アツなおたよりが届きます。
橋への思いが伝わってきますね

ニュースレター 〜若い世代からのメッセージ〜 Vol.8

「吉野川には徳島の日常がある」
四国大学 経営情報学部
秋山 紗花(あきやま さやか)さん 

 私にとって「川」は、ただの自然ではありません。幼い頃、家族と訪れた穴吹川や三好市でのラフティン グ、カヌーツアー。その記憶は今も鮮やかに残っています。弟の野球を応援するために河川敷へ足を運 んだことも、私の日常の一部でした。
 川へ行くと、心がスッと解き放たれるような感覚になります。透明な水を眺めると「生きているなあ」と実感 し、自然の力をすぐそばに感じます。河川敷では散歩する人やスポーツを楽しむ人がいて、堤防を通っ て学校へ通う私にとっては、「ここには徳島の日常がある」と強く感じる場所です。
 大学では、吉野川がつくった中洲・善入寺島をテーマに、景観や暮らし、農業と観光の関わりなどを多 面的に調べています。昔から川遊びで感じてきた“自然の中で遊ぶ楽しさ”が原点になっています。しか し、調べるうちに吉野川水系が洪水氾濫を繰り返し、その中で命を落とした人もいたことを知りました。一 方で、川がなければ肥沃な土壌は生まれず、作物も育ちません。川は私たちの生活を支える欠かせない 存在であり、すでに私の暮らしの一部になっているのだと改めて気づきました。だからこそ、天候や水位の 変化を確認し、「慣れたつもり」にならず、慎重に自然と向き合う姿勢を大切にしたいと思います。
 また、もっと多くの人が川に興味を持つためには、子どもたちが川に触れる機会を増やすことが重要だ と思います。たとえば、年に一度だけでも地域の川で水泳をする機会を作るのはどうでしょうか。川に直接 触れることで「本当の水の怖さ」や「自然との距離感」を身体で理解でき、忘れられない体験になるはずで す。
 私にとって川は、山のミネラルを海へ運ぶ「循環の要」であり、人が生きていくための根幹を支える存在。 そして吉野川は、「THE 徳島」の風景とも言えるほど、地域の景観や文化の中心にあり続ける存在です。 これからも自然との距離感を保ちながら、吉野川がある日常を大切に過ごしていきたいと思います。


2025年12月9日火曜日

まるごと吉野川魅力再発見講座(2026年1月10日)開催案内

<参加者募集は終了しました>

「恵みの宝庫“吉野川”創造プロジェクト」の一環として、吉野川との関わりによって育まれてきた歴史・文化・環境をテーマに、吉野川の魅力をお伝えする「まるごと吉野川魅力再発見講座」を開催します。

◎開催日 
 令和8年1月10日(土)12:00~16:55

◎内容
 現場からみる吉野川~中鳥島・うだつの町並み歴史探索バスツアー~

◎対象・定員
 20名程度(申込多数の場合は抽選)
 (小学生以下は保護者同伴)
 
◎参加費 無料

◎申込〆切
 令和7年12月19日(金)17時必着

◎申込方法
 添付の「チラシ」の申込書または必要事項を記入し、次のいずれかの方法でお申し込みください。

 1.メール kasenseisakuka@pref.tokushima.lg.jp
 2.郵送  〒770-8570徳島市万代町1丁目1番地
        徳島県庁 河川政策課 宛

※詳細はチラシでご覧ください。

2025年9月9日火曜日

吉野川流域の魅力をパネルで紹介します!令和7年度「吉野川魅力発見パネル展」

 徳島県では、吉野川から得られる「恵み」を「にぎわい(観光・交流)」、「なりわい(産業振興)」、「かたらい(歴史・文化・環境)」の3つの視点で捉え、「川の魅力」を県内はもとより全国にPRする取組を通して、地域振興に役立てる「恵みの宝庫“吉野川”創造プロジェクト」に取り組んでいます。
 この一環として、県内外の方々に、吉野川の魅力をお伝えするため、パネル展を開催いたします!

◎期  間 令和7年9月8日(月)から9月16日(火)まで

◎場  所 徳島県庁 1階 県庁ふれあいセンター
     (徳島市万代町1丁目1番地)

◎内  容 川を通じたイベント活動への取組
      
◎主  催 吉野川交流推進会議、徳島県

2025年7月1日火曜日

「交流体験 in よしのがわ 2025」参加者募集について(終了)

<イベント・参加者募集は終了しました>
徳島県内小中学生とその保護者の方を対象に、吉野川の良さを実感してもらうとともに、川を通じた交流を深めるため、今年も「交流体験 in よしのがわ」を開催します。
※詳細については、募集チラシをご覧ください。
※応募者多数の場合は、申込単位で抽選します。


■申込方法(上流編・中流編・下流編共通)
申込書に記入の上、次のいずれかの方法でお申し込みください。
□郵送の場合
 〒770-8570 徳島市万代町1丁目1番地
 徳島県庁 生活環境政策課内 「吉野川交流推進会議」宛

□メールの場合
seikatsukankyouseisakuka@pref.tokushima.lg.jp
 ※抽選結果はメールでお知らせしますので、メールを受信できるようにしてください。

 ※メール件名に「上流編or中流編or下流編」、本文に次の項目を記載してください。
   本文への記載事項
 1 代表者氏名
 2 代表者携帯電話
 3 代表者居住市町村名
 4 参加者全員の氏名と年齢
   ・上流編に申込の方は、参加者全員の身長と体重 
 5 上流編(ウォータースポーツ)、中流編(カヌー)に申込の場合、
   保護者の方が「体験に参加」or「見学」いずれかを記載してください。


■参加費 無料

■上流編 「水難事故防止講習&ウォータースポーツ体験!」
・開催日 2025年8月2日(土)受付12:00~(開始12:30~)
・集合場所 池田湖水際公園(詳細はPDF裏面参照)
・対象・定員 徳島県内の小中学生とその保護者20名程度
・主催 吉野川交流推進会議・国土交通省・徳島県
・申込締切 2025年7月23日(水)必着  
・申込書・募集チラシ 2025年交流体験inよしのがわ(上流編)【PDF添付】

■中流編 「水難事故防止講習&カヌー体験」
・開催日 2025年7月23日(水)受付9:30~(開始10:00~)
・集合場所 AMEMBO事務局(美馬市美馬町中鳥地先)
・対象・定員 徳島県内の小中学生とその保護者30名程度
・主催 吉野川交流推進会議・国土交通省
・申込締切 2025年7月16日(水)必着 
・申込書・募集チラシ 2025年交流体験inよしのがわ(中流編)【PDF添付】

■下流編 おさかな博士の川魚かんさつ&水難事故防止講習
・開催日 2025年8月4日(月)受付9:00~(開始9:30~)
・集合場所 鮎喰川・梁瀬橋(やなせばし)付近(徳島市入田町)
・対象・定員 徳島県内の小中学生とその保護者30名程度
・主催 吉野川交流推進会議・国土交通省
・申込締切 2025年7月24日(木)必着 
・申込書・募集チラシ 2025年交流体験inよしのがわ(下流編)【PDF添付】


■天候不良等により、中止または開催内容を変更する場合があります。

2025年4月9日水曜日

ニュースレター 〜若い世代からのメッセージ〜 Vol.7

「若い人たちにもっと川に親しんでもらいたい」
今回は、徳島河川国道事務所の夏期実習(インターンシップ)に参加した徳島大学 理工学部 理工学科 社会基盤デザインコースの学生2名に吉野川の印象、インターンシップで学んだこと等を伺いました。


岡本 瑞季(おかもと みずき)さん(3年生) 
徳島に来て初めて見た吉野川は、実家周辺の川と比べてとても大きく、海かと思っていました。大学の新入生歓迎会の後に、先輩や同期たちと吉野川の河川敷で部活や趣味などについてたくさん話し仲を深めた経験があり、今は川が身近にあることで自然を感じる時間が多くなりました。川沿いや橋の上は涼しく、景色もいいので、気持ち良く過ごせる空間であることや、構造やデザインが異なる橋が多いことも素敵だと思っています。
今回の実習を通して、治水は様々な立場の人々が携わっていることを知りました。特に、流域住民の一人一人が川に対する意識や知識を高め、川と共生していくことが大切だと思いました。そのためにも、川を眺めながらゆっくりできる空間が増え、多くの人たちに川に親しんでもらうことができればいいなと感じています。




髙谷 結名(こうだに ゆいな)さん(2年生) 
幼少期はよく淀川の河川敷で遊んでいて、マラソン大会やB B Q 、釣りをしたことを今でも鮮明に覚えています。吉野川での最初の思い出は、淀川と同じくらいだと思っていた川幅が予想以上に広く、自転車で橋を渡った時にどれだけ漕いでも向こう岸に辿り着かず、相当しんどかったことです(笑)。
実習に参加して、川は想像以上に私たちの生活と密接に関係していることを知りました。しかし、川が普段どんな役割を果たしているのか目にすることは難しいとも感じました。吉野川のように、自然と触れ合いながら様々なアクティビティを楽しめる川が身近にある環境は素晴らしいと思うので、イベント・お祭り会場としての利用、学生たちの学校行事などでも河川敷を積極的に利用すれば、若い人たちにもっと川に親しんでもらえると思います。

Vol.8吉野川交流推進会議 会長 住友 康彦(すみとも やすひこ)さん

vol.8
世界に誇ることのできる吉野川を守り、魅力を発信し、
次の世代にしっかりとつなげていくことが私達の使命
住友 康彦さん

 福永義和さんから会長のバトンを受け取り、「当会議の会長も4代目。初代会長は銀行員時代に『支店経営は駅伝競争と同じで、自分が受け取った襷をより良い状態で次のランナーに渡すことが大切』と常々話していました。歴代会長の功績を引き継ぎ、より発展させていきたい」と引き締まった表情で語る住友康彦さん(63歳)。阿波銀カード㈱取締役社長としてご多忙のなか、吉野川への思い、就任に際しての抱負等をうかがいました。
 「銀行員時代は県外での勤務が長く、帰郷して吉野川を渡るたびに、その美しさと水量の豊かさに感嘆していました。また、アドプト・プログラム吉野川で、職場の人達と清掃活動に汗を流した場所でもあります」と住友さん。
 幼い頃は魚獲りや堤防でのつくし採りで親しんだ吉野川。社会人になり、少年ラグビースクールのコーチとして河川敷グラウンドに通っていた頃は「吉野川が季節の移ろいの中で様々な美しい姿を見せてくれることに感動していました。夏には合宿で吉野川源流域の高知県本山町まで子ども達を引率していったこともありましたね。高知のチームと交流したり、川で泳いだり、地元の花火大会に参加したりね」と懐かしそうに語ります。気がつけばすっかり柔和な笑顔に。実は住友さんは当会議の初代会長・住友俊一さんの長男。そういえば笑った目元がそっくりです。
 「おすすめの風景は、脇町潜水橋を下流側の堤防から見た景色です。幼い頃からお墓参りで穴吹町に通うたび見ていたはずですが、大人になってある時、なんと美しい風景であったのだろうと気づきました」………私達が何気なく見過ごしていたり、気づいていないものがたくさんある。吉野川もそのひとつ。「吉野川の水質・水量、そして変化に富んだ流域の景観は、世界の大河と比べてもひけをとらず、それどころか世界に誇れるものです。この郷土の川を私達の手で美しく保ち、後世につないでいくという当会議の事業に真剣に取り組んでいきたい」と熱く語ってくれました。
 


 社長室には、河口の代表的景観が描かれた美しい油彩画が飾られています

阿波銀行のアドプト区間は「うちの土手」という愛称で行員に親しまれています



夕暮れの脇町潜水橋。山田洋次監督の映画『虹をつかむ男』でも描かれた美しい風景 


2024年12月7日土曜日

まるごと吉野川魅力再発見講座(2024年12月21日)開催案内

チラシPDF


<参加者募集は終了しました>

「恵みの宝庫“吉野川”創造プロジェクト」の一環として、吉野川との関わりによって育まれてきた歴史・文化・環境をテーマに、吉野川の魅力をお伝えする「まるごと吉野川魅力再発見講座」を開催します。

◎開催日 
 令和6年12月21日(土)12:15~17:30

◎内容
 吉野川流域の伝統産業工業等を巡る~四国三郎・吉野川下流域バスツアー~

◎対象・定員
 20名程度(申込多数の場合は抽選)
 (小学生以下は保護者同伴)
 
◎参加費 無料

◎申込〆切
 令和6年12月16日(月)17時必着

◎申込方法
 添付の「チラシ」の申込書または必要事項を記入し、次のいずれかの方法でお申し込みください。

 1.メール kasenseisakuka@pref.tokushima.lg.jp
 2.郵送  〒770-8570徳島市万代町1丁目1番地
        徳島県庁 河川政策課 宛

※詳細はチラシでご覧ください。

2024年9月25日水曜日

「利根川流域フォーラムinみなかみ町」(令和6年10月18日・19日)開催案内

クリックでPDFが開きます。


<「利根川流域フォーラムinみなかみ町」については、参加者募集締め切りました>

 吉野川と兄弟縁組をしている「利根川」のイベントです。
※開催内容・お申し込みについては上記PDFファイルをご覧ください。
※会員の方が参加を希望される場合は、令和6年9月30日(金)午前11時までに、吉野川交流推進会議事務局(電話088-621-2743)まで御連絡ください。

2024年7月3日水曜日

「交流体験 in よしのがわ 2024」参加者募集について(終了)

<イベント・参加者募集は終了しました>
徳島県内小中学生とその保護者の方を対象に、吉野川の良さを実感してもらうとともに、川を通じた交流を深めるため、今年も「交流体験 in よしのがわ」を開催します。
※詳細については、募集チラシをご覧ください。
※応募者多数の場合は、申込単位で抽選します。


■申込方法(上流編・中流編・下流編共通)
申込書に記入の上、次のいずれかの方法でお申し込みください。
□郵送の場合
 〒770-8570 徳島市万代町1丁目1番地
 徳島県庁 生活環境政策課内 「吉野川交流推進会議」宛

□メールの場合
seikatsukankyouseisakuka@pref.tokushima.lg.jp
 ※抽選結果はメールでお知らせしますので、メールを受信できるようにしてください。

 ※メール件名に「上流編or中流編or下流編」、本文に次の項目を記載してください。
   本文への記載事項
 1 代表者氏名
 2 代表者携帯電話
 3 代表者居住市町村名
 4 参加者全員の氏名と年齢
   ・上流編に申込の方は、参加者全員の身長と体重 
 5 上流編(ウォータースポーツ)、中流編(カヌー)に申込の場合、
   保護者の方が「体験に参加」or「見学」いずれかを記載してください。


■参加費 無料

■上流編 「水難事故防止講習&ウォータースポーツ体験!」
・開催日 2024年8月3日(土)受付12:00~(開始12:30~)
・集合場所 池田湖水際公園(詳細はPDF裏面参照)
・対象・定員 徳島県内の小中学生とその保護者20名程度
・主催 吉野川交流推進会議・国土交通省・徳島県
・申込締切 2024年7月24日(水)必着  
・申込書・募集チラシ 2024年交流体験inよしのがわ(上流編)【PDF添付】

■中流編 「水難事故防止講習&カヌー体験」
・開催日 2024年7月23日(火)受付9:30~(開始10:00~)
・集合場所 AMEMBO事務局(美馬市美馬町中鳥地先)
・対象・定員 徳島県内の小中学生とその保護者35名程度
・主催 吉野川交流推進会議・国土交通省
・申込締切 2024年7月16日(火)必着 
・申込書・募集チラシ 2024年交流体験inよしのがわ(中流編)【PDF添付】

■下流編 おさかな博士の川魚かんさつ&水難事故防止講習
・開催日 2024年8月5日(月)受付9:00~(開始9:30~)
・集合場所 鮎喰川・梁瀬橋(やなせばし)付近(徳島市入田町)
・対象・定員 徳島県内の小中学生とその保護者30名程度
・主催 吉野川交流推進会議・国土交通省
・申込締切 2024年7月24日(水)必着 
・申込書・募集チラシ 2024年交流体験inよしのがわ(下流編)【PDF添付】


■天候不良等により、中止または開催内容を変更する場合があります。

2024年4月5日金曜日

ニュースレター 〜若い世代からのメッセージ〜 Vol.6

「楽しさと危険が隣り合わせの河川の安全を守る仕事に日々邁進」
 国土交通省 四国地方整備局 徳島河川国道事務所 流域治水課
宮武 大徳(みやたけ ひろのり)さん(24歳) 


 私は現在、徳島河川国道事務所 流域治水課で吉野川の整備にかかわる仕事をしています。私は徳島出身ではありませんが、子供のころから河川敷で虫取りやスポーツ、釣りをしたりして、川と親しみながら育ちました。その経験から、河川周辺の災害対策や、河川敷の自然や広い土地を活かして人々が楽しめる場所を整備する仕事がしたいと思うようになりました。
私の初めての仕事場所となった吉野川の魅力と言えば、上流では、急崚な地形を活用した「ラフティング」、下流では広大な川幅や河川敷を活かしたイベントなどが開催されており、多種多様な方法で楽しめ、且つ人々との交流の場がある場所として多くの人に親しまれているところだと思います。吉野川に限らず、河川周辺は、自然やアウトドア体験やイベントが多く開催される場所の一つであり、楽しい空間です。しかし、洪水等により水が氾濫したときは危険な場所になります。
 私が現在取り組んでいる仕事は、吉野川上流の堤防整備が未了である地区の堤防整備についての計画や、過去に発生した台風や大雨などの災害から、どれほどの規模の水害によって吉野川が氾濫し、流域がどの範囲まで浸水するのかを想定し、その結果から「多段階浸水想定図」や「水害リスクマップ」などを作成し、被害を見える化する事業です。
吉野川は先に述べたような魅力がある反面、「四国三郎」と呼ばれる日本三大暴れ川という側面を持ち、水害から命を守るために昔から多くの対策が実施されています。今私が関わっている事業も、水害対策において重要な事業の一つであるという自覚を持ち、日々取り組んでいます。
 皆さんも、川に遊びに行く際には、ネットなどで公開されているリスクマップや周辺の天気を確認し、安全への配慮についても欠かさず、川と親しんでほしいと思います。

Vol.7徳島県立博物館 学芸員 井藤 大樹(いとう たいき)さん

vol.7
美しい川や海に恵まれた徳島は魚の宝庫。
学芸員として魚の魅力、自然の豊かさを伝えます
井藤大樹さん
 夏休みに開催している「交流体験inよしのがわ」の「おさかな博士の川魚かんさつ」は毎年人気のイベント。令和1年(2019)からおさかな博士を務めてくださっているのが、徳島県立博物館学芸員の井藤大樹(いとう たいき)さん(35歳)です。
井藤さんは香川県小豆島生まれですが、2歳〜小3までお父さんの仕事の関係で、徳島市上八万町で暮らしました。文化の森はホームグラウンドで、「園瀬川で魚をつかまえて水槽で飼ってた」という井藤少年。「川に潜って魚を見ると、光に輝いてとてもきれいなんですよ」―おさかな博士のルーツはここにありそうです。
 近畿大学農学部へ進学した井藤さんは、日本の淡水魚研究の第一人者・細谷和海先生のもとで、コイ科 のオイカワやハスの仲間の系統分類の研究に打ち込みました。大学院を修了後、いくつかの職を経て、平成31年(2019)4月に徳島県立博物館に赴任しました。
 

子ども達に魚のつかまえ方を指導する井藤さん


 学芸員の仕事は、調査研究、資料の収集と保存、展示解説や出前授業などの教育普及と、なかなか多忙です。井藤さんの専門は川や湖沼などの淡水域に生息する魚類で、特にコイの仲間やホトケドジョウの仲間の研究をしています。なかでも、ナガレホトケドジョウは井藤先生の研究グループが新種記載したのだとか。また、県内の河川の魚類相や、徳島県沿岸やその周辺に生息する魚の分布についても幅広く調べています。
 井藤少年の魚好きを育んだ園瀬川は、現在は調査・研究のフィールドです。「市街地の河川にしては、すごくきれい」と井藤さん。絶滅危惧種のスナヤツメ南方種をはじめ、希少な魚も数多く生息しているとか。では、吉野川は?
 「吉野川は淡水魚の多様性が高い」と井藤さん。特に河口付近の汽水域が広いのが特徴で、川にすむ魚だけでなく、海にすむ魚、トビハゼをはじめとする汽水域特有の魚も見られます。干潟にはシオマネキやルイスハンミョウなどの希少な生物も多く、まさに生物の宝庫です。
 吉野川はとにかく広大で、調査はまだまだこれからだとか。ナガレホトケドジョウに続く新種発見があるかもしれませんね。楽しみです。

県民コレクション「県民としらべる!徳島の魚」では、
阿波魚類研究会と協同で県内の海や川で行った調査の成果を
紹介しました

井藤さんの研究グループが2018年に新種として記載。
また、愛知県と静岡県の一部に分布する
トウカイナガレホトケドジョウも
2019年、新種として記載しました
井藤大樹さんプロフィール
徳島県立博物館 脊椎動物担当学芸員。
1988年香川県小豆島生まれ。2016年近畿大学大学院農学研究科博士後期過程修了。博士(農学)取得。2016年~環境省近畿地方環境事務所吉野自然保護官事務所にて自然保護官補佐を務める。2017年~特定非営利活動法人日本国際湿地保全連合研究員。2019年~徳島県立博物館学芸員。
日本魚類学会、日本生物地理学会に所属。


機関誌「四国三郎吉野川」vol.42を発行しました。


是非お手にとってご覧ください。 機関誌のページでもご覧いただけます。

2024年1月11日木曜日

吉野川流域の魅力をパネルで紹介します!令和5年度「吉野川魅力発見パネル展」

 徳島県では、吉野川から得られる「恵み」を「にぎわい(観光・交流)」、「なりわい(産業振興)」、「かたらい(歴史・文化・環境)」の3つの視点で捉え、「川の魅力」を県内はもとより全国にPRする取組を通して、地域振興に役立てる「恵みの宝庫“吉野川”創造プロジェクト」に取り組んでいます。
 この一環として、県内外の方々に、吉野川の魅力をお伝えするため、パネル展を開催いたします!

◎期  間 令和6年1月16日(火)から1月31日(水)まで

◎場  所 徳島阿波おどり空港 ターミナルビル1階到着ロビー
     (〒771-0213 徳島県板野郡松茂町豊久字朝日野16番地2)

◎内  容 (1)川を通じたイベント活動への取組
      (2)”吉野川サイコー”インスタフォトコンテスト受賞作品 など
 
◎主  催 吉野川交流推進会議、徳島県

2023年12月26日火曜日

日本三大河川シンポジウムin吉野川(2024年1月20日)開催案内

日本三大暴れ川である利根川(坂東太郎)・筑後川(筑紫次郎)・吉野川(四国三郎)では、これまでの相互交流と水環境の研鑽を礎として、さらなる理解と友好を深めるため、平成24年に各河川の活動団体により、「三大河川の兄弟縁組」を締結しています。
 今回は、三大河川だけでなく、四国内各地の河川団体もお迎えし、「川を活かした地域振興に係る取組」をテーマにシンポジウムを開催します。


○開催日時
 令和6年1月20日(土) 13:00~17:00

○会場
 あわぎんホール 4階 大会議室
 (徳島市藍場町2-14)

○内容
 ・団体取組発表 三大河川団体 ほか
 ・三大河川意見交換
 ・自由交流(ポスターセッション)

○参加費 無料

※詳細はチラシでご覧ください。

2023年10月20日金曜日

まるごと吉野川魅力再発見講座(2023年11月11日)開催案内



「恵みの宝庫“吉野川”創造プロジェクト」の一環として、吉野川との関わりによって育まれてきた歴史・文化・環境をテーマに、吉野川の魅力をお伝えする「まるごと吉野川魅力再発見講座」を開催します。

◎開催日 
 令和5年11月11日(土)9:00~17:00

◎内容
 吉野川の歴史と利水を学ぶ~四国三郎・吉野川上流域バスツアー~

◎対象・定員
 20名程度(申込多数の場合は抽選)
 (小学生以下は保護者同伴)
 
◎参加費 無料

◎申込〆切
 令和5年11月6日(月)必着

◎申込方法
 添付の「チラシ」の申込書または必要事項を記入し、次のいずれかの方法でお申し込みください。

 1.メール mizukanriseisakuka@pref.tokushima.jp
 2.郵送  〒770-8570徳島市万代町1丁目1番地
        徳島県庁 水管理政策課 宛

※詳細はチラシでご覧ください。

2023年7月6日木曜日

「交流体験 in よしのがわ 2023」参加者募集について(終了)

<参加者募集締め切りました>

徳島県内小中学生とその保護者の方を対象に、吉野川の良さを実感してもらうとともに、川を通じた交流を深めるため、今年も「交流体験 in よしのがわ」を開催します。
※詳細については、募集チラシをご覧ください。
※応募者多数の場合は、申込単位で抽選します。


■申込方法(上流編・中流編・下流編共通)
申込書に記入の上、次のいずれかの方法でお申し込みください。
□郵送の場合
 〒770-8570 徳島市万代町1丁目1番地
 徳島県庁 未来創生政策課内 「吉野川交流推進会議」宛

□メールの場合
miraisouseiseisakuka@pref.tokushima.jp
※抽選結果はメールでお知らせしますので、メールを受信できるようにしてください。

 ※メール件名に「上流編or中流編or下流編」、本文に次の項目を記載してください。
   本文への記載事項
 1 代表者氏名
 2 代表者携帯電話
 3 代表者居住市町村名
 4 参加者全員の氏名と年齢
     ・上流編に申込の方は、参加者全員の身長と体重
 5 上流編(ウォータースポーツ)、中流編(カヌー)に申込の場合、
     保護者の方が「体験に参加」or「見学」いずれかを記載してください。


■参加費 無料

■上流編 「水難事故防止講習&ウォータースポーツ体験!」
・開催日 2023年8月5日(土)受付12:00~(開始12:30~)
・集合場所 池田湖水際公園(詳細はPDF裏面参照)
・対象・定員 徳島県内の小中学生とその保護者20名程度
・主催 吉野川交流推進会議・国土交通省・徳島県
・申込締切 2023年7月26日(水)必着(締め切りました)
申込書・募集チラシ 2023年交流体験inよしのがわ(上流編)【PDF】

■中流編 「水難事故防止講習&カヌー体験」
・開催日 2023年8月10日(木)受付12:00~(開始12:30~)
・集合場所 AMEMBO事務局(美馬市美馬町中鳥地先)
・対象・定員 徳島県内の小中学生とその保護者35名程度
・主催 吉野川交流推進会議・国土交通省
・申込締切 2023年8月2日(水)必着(締め切りました)
申込書・募集チラシ 2023年交流体験inよしのがわ(中流編)【PDF】

■下流編 おさかな博士の川魚かんさつ&水難事故防止講習
・開催日 2023年8月4日(金)受付9:00~(開始9:30~)
・集合場所 鮎喰川・梁瀬橋(やなせばし)付近(徳島市入田町)
・対象・定員 徳島県内の小中学生とその保護者30名程度
・主催 吉野川交流推進会議・国土交通省
・申込締切 2023年7月26日(水)必着(締め切りました)
申込書・募集チラシ 2023年交流体験inよしのがわ(下流編)【PDF】


■天候不良等により、中止または開催内容を変更する場合があります。

2023年4月10日月曜日

機関誌「四国三郎吉野川」vol.41を発行しました。


是非お手にとってご覧ください。 機関誌のページでもご覧いただけます。

ニュースレター 〜若い世代からのメッセージ〜 Vol.5

「吉野川の治水に携わる一人として責任をもって仕事をしています」
 国土交通省 徳島河川国道事務所 工務第一課
青葉(あおば) 隆仁(りゅうと)さん(25歳) 


私は現在、国土交通省 徳島河川国道事務所で吉野川と支川の旧吉野川・今切川の工事に係わる仕事をしています。具体的には、堤防がない地区に堤防をつくるための築堤工事や、地震・津波の被害を軽減させるための耐震工事の発注、また、工事を進めるにあたり施工ステップの計画、設計図の作成をはじめ、堤防の機能を担保するために必要不可欠な設計業務の発注を行っています。
私は県外出身で、この仕事を始める前はよく川のほとりのベンチに座って、都会の喧騒から離れて、のんびり水の流れる音を聞いていました。また、観光地に近い川は人が集まるよう景観に配慮して整備されている公園が多いこともあり「水辺公園めぐり」をするなど、川に親しんでいました。今の仕事に携わる2週間ほど前に初めて吉野川下流を目にしましたが、海と見間違えるほどの川幅があり、その迫力に圧倒されたことを覚えています。
仕事を始めて、百メートル少々の堤防をつくるために、かなりの労力とお金を要していることを目の当たりにしました。また、似たような堤防が続いているように見えても、実は一部だけ堤防ができていない、一部だけ災害への対応ができていないという場所が多く残っていることを知り、過去に吉野川の治水事業に携わってきた方々の偉大さを痛感するとともに、自分もその一人として責任を感じるようになりました。
吉野川は災害が起こるたびに洪水を起こし、昔の人が知恵を絞って治水事業に取り組み、まちを守ったこと、一方で洪水の恩恵を受けて藍作が栄えてまちが発展したことなど、様々な歴史とともに現在の暮らしがあります。また、上流の急峻な地形を活用したラフティング、下流の穏やかな流れの中でのクルーズ観光など、レジャーが楽しめる場所としても発展している、とても魅力的な川だと思います。
若い世代の方々にも、吉野川に興味を持ってよく観察して欲しいと思っています。そうすると「何か違和感があるな」と気づくことがあると思います。その違和感の正体を探ることが、将来的に吉野川や徳島県を守るという達成感につながると考えています。