2023年4月10日月曜日
ニュースレター 〜若い世代からのメッセージ〜 Vol.5
「吉野川の治水に携わる一人として責任をもって仕事をしています」
国土交通省 徳島河川国道事務所 工務第一課
青葉(あおば) 隆仁(りゅうと)さん(25歳)
青葉(あおば) 隆仁(りゅうと)さん(25歳)
私は現在、国土交通省 徳島河川国道事務所で吉野川と支川の旧吉野川・今切川の工事に係わる仕事をしています。具体的には、堤防がない地区に堤防をつくるための築堤工事や、地震・津波の被害を軽減させるための耐震工事の発注、また、工事を進めるにあたり施工ステップの計画、設計図の作成をはじめ、堤防の機能を担保するために必要不可欠な設計業務の発注を行っています。
私は県外出身で、この仕事を始める前はよく川のほとりのベンチに座って、都会の喧騒から離れて、のんびり水の流れる音を聞いていました。また、観光地に近い川は人が集まるよう景観に配慮して整備されている公園が多いこともあり「水辺公園めぐり」をするなど、川に親しんでいました。今の仕事に携わる2週間ほど前に初めて吉野川下流を目にしましたが、海と見間違えるほどの川幅があり、その迫力に圧倒されたことを覚えています。
仕事を始めて、百メートル少々の堤防をつくるために、かなりの労力とお金を要していることを目の当たりにしました。また、似たような堤防が続いているように見えても、実は一部だけ堤防ができていない、一部だけ災害への対応ができていないという場所が多く残っていることを知り、過去に吉野川の治水事業に携わってきた方々の偉大さを痛感するとともに、自分もその一人として責任を感じるようになりました。
吉野川は災害が起こるたびに洪水を起こし、昔の人が知恵を絞って治水事業に取り組み、まちを守ったこと、一方で洪水の恩恵を受けて藍作が栄えてまちが発展したことなど、様々な歴史とともに現在の暮らしがあります。また、上流の急峻な地形を活用したラフティング、下流の穏やかな流れの中でのクルーズ観光など、レジャーが楽しめる場所としても発展している、とても魅力的な川だと思います。
若い世代の方々にも、吉野川に興味を持ってよく観察して欲しいと思っています。そうすると「何か違和感があるな」と気づくことがあると思います。その違和感の正体を探ることが、将来的に吉野川や徳島県を守るという達成感につながると考えています。
Vol.6 吉野川市広報サポーター・写真家 阿部 和剛さん
vol.6
子どもたちが誇れるふるさとに。
「美しい吉野川市」の魅力を世界へ発信!
子どもたちが誇れるふるさとに。
「美しい吉野川市」の魅力を世界へ発信!
愛機の「レゴカメラ」は今では 珍しい大判のフィルムカメラ。 レゴブロックを使って手作り しました。お子さんがレゴで 遊んでいるのを見て思いつい たとか。海外のフォロワーに 大人気 |
川島高校卒業後、大阪で料理の修行をしていた頃、同僚や友人に「徳島ってどんなところ?」と聞かれる度に「何にもないよ」と答えていた阿部さん。修行を終えて帰郷し、初めて故郷の美しさに気付きました。以来、この美しい風景を地域の子ども達に伝えていこうと、趣味の写真を通して活動することに。個展やグループ展、写真集、そして、フェイスブックやインスタグラムなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で発信にも力を入れています。こうした活動に吉野川市も注目。令和3年(2021)に創設した「吉野川市広報サポーター」制度の第1号に、阿部さんを任命しました。
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幻想的な霧の川島潜水橋 (撮影/安部和剛さん) |
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岩の鼻展望台から望む吉野川の夕景 (撮影/安部和剛さん) |
5年程前から地域の人が所蔵する古写真の調査に取り組んでいます。吉野川を上り下りする帆掛け船、渡し〜賃取り橋〜潜水橋への変遷、豊かな吉野川の流れ……千枚近く集まった貴重な古写真を、歴史やエピソードも含めて、今と昔を撮り比べる形で写真集にまとめ、地域の子ども達に贈りたいと考えています。
善入寺島へ架かる潜水橋 |
物資の運搬に使われていた平田舟 |
料理人として「美味しい吉野川市」を、写真家として「美しい吉野川市」を、「ほぼ使命と思って(笑)」、世界に向けて日々発信し続ける阿部さんです。
阿部和剛さんホームページ▶https://wagoimages.thebase.in
facebook▶美しい吉野川市 https://www.facebook.com/awainbe
Instagram▶美しい吉野川市 https://www.instagram.com/beautiful.yoshinogawacity/
( @beautiful.yoshinogawacity)
SNS、Youtubeなどで日々発信中!
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( @beautiful.yoshinogawacity)
SNS、Youtubeなどで日々発信中!
2023年2月10日金曜日
まるごと吉野川“魅力再発見”講座(2023年3月11日)開催案内
「恵みの宝庫“吉野川”創造プロジェクト」の一環として、吉野川との関わりによって育まれてきた歴史・文化・環境をテーマに、吉野川の魅力をお伝えする「まるごと吉野川“魅力再発見”講座」を開催します。
◎開催日
令和5年3月11日(土)13:30〜15:00
◎開催場所
徳島県教育会館(徳島市北田宮1-8-68)
◎講演 演題 「コウノトリが棲む地域づくり」
講師 柴折 史昭氏
NPO法人とくしまコウノトリ基金 事務局長
徳島希少鳥類研究会 事務局長
◎受講方法・定員
現地受講 50名程度(先着順)
WEB受講 ZOOM・YouTube配信
◎参加費 無料
◎申込〆切
令和5年3月7日(火)必着
◎申込方法
添付の「チラシ」の申込書または必要事項を記入し、次のいずれかの方法でお申し込みください。
1.メール mizukanriseisakuka@pref.tokushima.jp
2.郵送 〒770-8570徳島市万代町1丁目1番地
徳島県庁 水管理政策課 宛
※詳細はチラシでご覧ください。
2022年12月7日水曜日
「#吉野川サイコー」インスタフォトコンテスト受賞作品パネル展(徳島県庁、2022年12月16日まで)
「#吉野川サイコー」インスタフォトコンテストにたくさんのご応募ありがとうございました。
徳島県庁1階の「すだちくんテラス」で受賞作品のパネル展示を行ってますので、是非、ご覧ください。
展示期間 R4.12.6~12.16
徳島県庁1階の「すだちくんテラス」で受賞作品のパネル展示を行ってますので、是非、ご覧ください。
展示期間 R4.12.6~12.16
2022年11月1日火曜日
吉野川魅力発見パネル展(2022.11.7~25)
吉野川流域の魅力をパネルで紹介します!
令和4年度「吉野川魅力発見パネル展」
吉野川から得られる「恵み」を「にぎわい(観光・交流)」,「なりわい(産業振興)」,「かたらい(歴史・文化・環境)」の3つの視点で捉え,「川の魅力」を県内はもとより全国にPRする取組を通して,地域振興に役立てる「恵みの宝庫“吉野川”創造プロジェクト」に取り組んでいます。
この一環として,流域の皆様に,吉野川が育んできた伝統文化や、現在行われている吉野川のイベント活動をお伝えするパネル展を開催いたします。
1.期間 令和4年11月7日(月)~11月25日(金)
2.場所 道の駅 みまの里
(徳島県美馬市美馬町願勝寺72)
3.内容 (1)吉野川と阿波藍の結びつき
(2)川を通じたイベント活動への取組 など
4.主催 吉野川交流推進会議,徳島県
令和4年度「吉野川魅力発見パネル展」
吉野川から得られる「恵み」を「にぎわい(観光・交流)」,「なりわい(産業振興)」,「かたらい(歴史・文化・環境)」の3つの視点で捉え,「川の魅力」を県内はもとより全国にPRする取組を通して,地域振興に役立てる「恵みの宝庫“吉野川”創造プロジェクト」に取り組んでいます。
この一環として,流域の皆様に,吉野川が育んできた伝統文化や、現在行われている吉野川のイベント活動をお伝えするパネル展を開催いたします。
1.期間 令和4年11月7日(月)~11月25日(金)
2.場所 道の駅 みまの里
(徳島県美馬市美馬町願勝寺72)
3.内容 (1)吉野川と阿波藍の結びつき
(2)川を通じたイベント活動への取組 など
4.主催 吉野川交流推進会議,徳島県
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昨年の様子 |
「#吉野川サイコー」インスタフォトコンテスト受賞作品パネル展(2022年11月21日まで)
「#吉野川サイコー」インスタフォトコンテストにたくさんのご応募ありがとうございました。
受賞作品のパネル展示を行ってますので、是非、ご覧ください。
とくぎんトモニプラザ(徳島市:アミコ東館9階) R4.10.29~11.6
吉野川ハイウェイオアシス(東みよし町) R4.11.8~11.21
また、10月29日に授賞式を開催しました。受賞された皆様、おめでとうございました。
受賞作品のパネル展示を行ってますので、是非、ご覧ください。
とくぎんトモニプラザ(徳島市:アミコ東館9階) R4.10.29~11.6
吉野川ハイウェイオアシス(東みよし町) R4.11.8~11.21
また、10月29日に授賞式を開催しました。受賞された皆様、おめでとうございました。
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