2018年4月2日月曜日

vol.1 吉野川交流推進会議会長 福永 義和さん

vol.1
“ひと”の交流から、経済、文化の交流へ。
創立20周年に向け夢が広がります。
吉野川交流推進会議会長
福永 義和さん
  平成24年(2012)に吉野川交流推進会議の会長に就いてから3期6年が過ぎようとしています。吉野川市、東みよし町に続き、昨年8月には、美馬市で日本三大河川シンポジウムを開催することができ、手応えを感じています。
  平成24年6月、住友俊一・美馬光夫歴代会長さんから引き継いで会長に就任するや、全国初の三大河川の兄弟縁組に向け、東奔西走の日々に。9月30日には、筑後川、利根川、吉野川の三河川の関係者が集い、飯泉嘉門知事立ち合いのもと、川のワークショップ及び三大河川兄弟縁組締結式が行われました。ちょうど台風のさなかで、「さすが日本三大暴れ川!」と笑い合ったのが思い出されます。
  翌日、群馬県高崎市にいる弟から地元紙の「上毛新聞」に記事が掲載されていたと連絡がありました。だるまの産地・高崎ということもあるでしょうが、全国ニュースになったことに驚きと喜びを感じました。
  これも歴代会長のご尽力、中村英雄副会長(新町川を守る会)の長年の交流の積み重ねや、縁組のきっかけを創った吉野川渡し研究会の日下事務局長あってのこと。心より感謝申し上げたいと思います。
  以来、筑後川へは6回、利根川には5回と毎年訪れ、また、向こうのメンバーも吉野川フェスティバルに合わせて来徳し、シンポジウムや懇親会で交流を深めてきましたが、川を通じて深まった人の交流を、次のステップに進める時期にきていると思います。例えば、地酒を持ち寄ってフェスティバルやマルシェで物産展を行っては?という話も出ています。人の交流から、一歩進んだ経済交流へ。それが更に新しい人の交流を生むはずです。
※  ※  ※
  吉野川交流推進会議は、徳島県と国が中心となって作成した「吉野川新交流プラン」を推進するために、平成10年に設立されました。現在108団体・企業の正会員による会費で運営されていますが、当会存続のためには安定した運営資金の確保が大切。会長就任後すぐ取り組んだのは会員の勧誘活動(笑)です。挨拶を兼ねて正会員を勧誘して回り、新規に9社の入会をいただきました。また、退会阻止3社、会費払い込み依頼など、表には出ない仕事ですが、これも会長の大切な役割だと考えています。
吉野川南岸、吉野川大橋から西へ600mが阿波銀行の
アドプト区間。「うちの土手」と名付けて、年3〜4回
の清掃活動を行っています。
 また、今や全国各地で行われているアドプト・プログラムですが、実は平成10年、私の郷里・神山町が日本発祥の地です。当会では平成11年に「アドプト・プログラム吉野川」としてスタート。阿波銀行は開始当初から参加しており、私も行員とともに「うちの土手」で清掃活動に汗を流してきました。現在、136団体・企業13753人が参加する当会の最大事業であり、全国に誇っていいシステムだと思います。空白地帯をなくし、もっともっと参加者を増やして活性化しなければと考えています。
※   ※   ※
  私は吉野川の支流・鮎喰川の最上流に位置する神山町上分の出身です。夏は一日中、鮎喰川で遊び、父親と投網でアユを捕ったり、ウナギやカニを追いかけていました。だから、私にとって川と言えば鮎喰川。吉野川を知ったのは高校進学で徳島市内へ出てきてからです。
  そんな私にとって、吉野川が特別な存在となったのは、昭和39年(1964)に阿波銀行に入行してからでした。阿波銀行の行章は「阿」の文字を三重の青い輪がつつむデザイン。三本の輪は行員の「和」と努力で地域社会に貢献しようという使命を表すとともに、古代から阿波の大地に恵みをもたらした四国三郎こと吉野川を象形したものと知り、吉野川の偉大さを強く意識するようになったのです。県外からのお客様を空港で迎え、吉野川橋にさしかかると、皆さん、川幅や水量に驚かれて感嘆の声を上げられます。私も北島支店長時代は、吉野川の堤防から見る夕陽の美しさとスケールに、全国何処にも負けないと感激したものです。水質、変化に富んだ景観の美しさなど、清流・吉野川の魅力をもっともっと全国に発信したいですね。
  平成30年度は設立20周年の節目。正会員・賛助会員の皆様や行政機関、川のスペシャリストなど、皆様からご意見をいただきながら、さらに活動を推進させていきたいと思います。

「あわぎん連」で鍛えた阿波おどりが、河川交流でも
大活躍しています(右が福永さん)
吉野川の夕景は全国に誇れる美しさ







2017年11月16日木曜日

吉野川交流推進会議が後援している「新条例施行元年フォーラム「吉野川が育んだ”水文化と食”」」が次のとおり開催されます。

新条例施行元年フォーラム「吉野川が育んだ”水文化と食”」

日 時 平成29年12月19日(火)
    11:00〜 受付
    11:30〜14:30 フォーラム
場 所 徳島グランヴィリオホテル(徳島市万代町3−5−1)
参加費 無料

詳しくは、徳島県ホームページをご覧ください。 http://www.pref.tokushima.jp/docs/2017110800046/

2017年10月20日金曜日

「第13回NPO・ボランティアフェア(2017.11.5)」に参加します。

「第13回とくしまNPOボランティアフェア」にブース出展し、活動のPRと、コマ・ヨーヨーへの色つけ体験を行います。
 参加無料ですので、皆さん、遊びに来てくださいね!

第13回NPO・ボランティアフェア
日時 平成29年11月5日(日) 10:00〜15:00
場所 新町川水際公園 (詳細は、チラシをご覧ください。)

クリックでPDFが開きます。

2017年10月2日月曜日

2017年10月21日[土] まるごと吉野川”魅力再発見”講座~『四国三郎・吉野川』源流域バスツアー!~を開催します。

「恵みの宝庫“吉野川”創造プロジェクト」の一環として、吉野川との関わりによって育まれてきた歴史・文化・環境をテーマに、吉野川の魅力をお伝えする「まるごと吉野川“魅力再発見”講座」を開催します。
どんどん参加して、吉野川の魅力について再発見しましょう。

平成29年度 【第4回講座】現地見学バスツアー

吉野川の源流域にスポットをあて、吉野川源流碑や早明浦ダムを見学するバスツアーです。

  ◎ 開催日        
 平成29年10月21日(土) 

  ◎ 集合場所・時間  
 1.吉野川橋南岸河川敷 7:30出発、18:00帰着
 2.ホテルサンルート前(徳島駅付近) 7:50出発、17:40帰着
 3.吉野川ハイウェイオアシス 9:10出発、16:30帰着
 (1、2、3のうちどれか)
 ★貸切バスで移動します。

  ◎ 募集対象等    
 どなたでも、学生及び子ども含むグループ優先
 ※小学4年生以下は保護者の同伴が必要
 定員:15名程度(応募多数の場合は、申込単位で抽選)

  ◎ 参加費      
 無料

  ◎ 申込方法     
 添付の「講座チラシ」の申込書または必要事項を記入し、次のいずれかの方法で
 お申し込みください。※様式は問いません。

 1.メール kasenseibika@pref.tokushima.jp
 2.FAX 088-621-2870
 3.郵送  〒770-8570徳島市万代町1丁目1番地
   徳島県庁河川整備課「吉野川交流推進会議」宛
 
                
 ※締切 10月13日(金)必着
           
講座チラシ.pdf(717KB)
★詳しくは添付ファイル「講座チラシ」を参照ください。


  徳島県立大学校「まなびーあ徳島」の学部講座です。
 上記講座を受講することで1単位取得できます。


      

2017年9月29日金曜日

10月27日(金)・28日(土) 川と共生する地域づくり in 筑西〜水害を乗り越えて〜

川と共生する地域づくり in 筑西
〜水害を乗り越えて〜

日 程 10月27日(金)  13:30〜 シンポジウム
18:00〜 親睦会
28日(土)  6:00〜 ダイヤモンド筑波鑑賞
9:00〜13:00 現地見学
 
場 所 シンポジウム:茨城県筑西市役所(スピカ)
親睦会:ホテル新東(茨城県筑西市)
 
参加費 無料(どなたでもご参加いただけます。)


※詳細は、チラシをご覧ください。

※正会員、賛助会員でご参加を希望される方は、事務局までご連絡ください。
※正会員、賛助会員以外でご参加を希望される方は、チラシにある申込書で各自お申し込みください。


チラシPDF

2017年8月18日金曜日

8月19日(土)日本三大河川シンポジウム2017 〜自然<吉野川>との共生〜 を開催します

 日本三大暴れ川である利根川( 坂東太郎)・筑後川(筑紫次郎)・吉野川(四国三郎)では、これまでの相互交流と水環境の研鑽を礎として、更なる理解と友好を深めるため、平成24年9月30日に、各河川の活動団体により「三大河川の兄弟縁組」を締結しました。
 当シンポジウムでは、各河川の相互理解を深め、更なる友情の絆を築くとともに、三大河川の魅力を発信します。


 開催日時
 平成29年8月19日(土) 14:00〜17:00(13:30受付)

 場      所
 安楽寺(美馬市美馬町字宮西11)駐車場あり

 主      催
 美馬市水辺の楽校運営協議会

 共   催
 美馬市、吉野川交流推進会議(事務局:国土交通省、徳島県)

★参加費無料・申込み不要


《プログラム》
●14:00〜14:15  開会式
 開会挨拶
●14:15〜15:00  活動報告
 利根川の報告:利根川流域交流会
 筑後川の報告:NPO法人筑後川流域連携倶楽部
 吉野川の報告:NPO法人美馬体験交流の会、徳島剣山世界農業遺産推進協議会
●15:15〜16:00  講演
 吉野川・舞中島の藍作と竹林景観-洪水との共生-
 講師/平井松午 徳島大学総合科学部教授
●16:00〜17:00  寺町見学
 寺町案内人により解説

※このシンポジウムは吉野川交流推進会議「まるごと吉野川“魅力再発見”講座」及び徳島県立大学校「まなびーあ徳島」の連携講座です。
上記講座を受講することで「まなびーあ徳島」で2単位取得できます。

開催案内(PDF)

2017年8月4日金曜日

交流体験in吉野川 上流編の中止について

交流体験inよしのがわ(上流編)については、
台風5号接近により、中止します。